2013年07月31日
デメキンズ。
今年の春に迎えた出目金。
金魚掬い出身の、オスとメス。
名前は左のが新右衛門さんで、右が一休さん。
新右衛門さんについては命名後にメスだと判明したため、今は新右衛門子さんと呼んでいます。なんだかややこしい。
この2尾も、家に来た当初はストレスからくる白雲病で死に掛けていました。実はこのほかにもう1尾の出目金もいたのですが、そちらは昨日のらんちゅう同様、助けてあげることが出来ずに死なせてしまったんです。なので、昨日のらんちゅうはどうしても救いたかったのですが、手遅れでした。もっとしてやれることがあったのではないかと、未だに後悔しています。
とっても華やかな模様が着物のようだったのと、うっすら口紅を差していたので、あのらんちゅうには「さよちゃん」という名前をつけました。さよちゃんは今、御衣黄桜の下で眠っています。
2013年07月30日
白雲病に罹患
先日ご紹介したらんちゅう。
撮影後も塩水浴を続け、今朝になり様子を見たら違和感が。
尾びれ、腹部、頭に、白いモヤモヤがありました。
おまけに殆ど泳がず、底でジッとしています。
食欲もなく、エラの動きも苦しそうなので白雲病と判断。
本来であれば全換水するべきでしたが、らんちゅうは水温・水質の変化にとても弱いらしく、ショックを起こしたらと不安に思ったので、とりあえず半分だけ新水に。エアレーションをかけ、メチレンと0.5パーセントの塩を加えて、薬浴を開始しました。
私が白雲病の治療をするときは、冬~春先の発症であればヒーターを併用していましたが、今回は水温も十分に高かったので使用せず様子を見ることにしました。
現在、薬浴を開始して丸2日経過。
粘液の過剰分泌によって起こる白いモヤモヤは、少しずつ減ってきている気がします。
動きも、メチレンを使用する前と比べて活発になりました。
このまま回復して欲しいです。
輸送によるストレスと、HCにいたときの水質悪化が引き金になったかな。
実は引き取りに行った際、飼育水が前日と比べてかなり白濁してたんです
なので、同じように貰われて行ったらんちゅう達も、何かしらの病気を持っている可能性が高いです。これはHCのアクアリウムコーナーだけに限らず、金魚すくいの屋台でも同じ。たとえどんなに水質管理がしっかりされていたとしても、病魚のない水槽から健康な魚を連れ帰ったとしても、環境の変化によるストレスで体調を崩し、いきなり発症することも十分ありうるのです。
ですから、新たに買った魚は、いきなりメイン水槽に入れるのではなく、まずは単独で飼育して様子を見ることをオススメします。でないと、もともと飼っていた魚に病気を感染させることになってしまいますので……。
★治療用 0.5パーセント塩水の作り方★
①水1リットルに対して塩大さじ1(5グラム)を加えるだけ。簡単♪
★メチレンブルーの使い方★
①容器をよく振り、水1リットルに対して1滴加える。これでも十分効果があります。
上記の水で薬浴する場合は、どちらも必ずエアレーションをかけてください。
また、0.5パーセント濃度の塩に対してショックを起こす魚もごく稀にいるそうなので、病気治療目的以外での塩水浴は0.3パーセント程度から始めたほうが安全かと思います。
◆2013.7.30追記◆
症状悪化による転覆の結果、残念ながら予後不良となりました。
2013年07月29日
らしくなってきた。
カレンデュラ シャーベットフィズです。
咲き始めの頃は、全体的に赤みがかかっていました。
現在は、こんな感じ。
オモテとウラ、色がくっきり違います。
今後は来年に向けて種を採取したいところ。
ところが、長雨の影響で羽虫やアリが殆ど来なくなってしまいました。
梅雨明けの開花にあわせて、虫たちが戻ってきてくれると良いのですが。
2013年07月28日
初らんちゅう
昨日、魚の餌を買いにHCへ行くと、らんちゅうの入った桶がありました。
眺めていたら、店員さんが「それ明日の朝に先着順でお渡しするんですよ」と。
詳しく聞いてみたら、系列店の開店記念に配るのだそうです。
らんちゅうか……と思いながら帰宅して、早速水槽を用意。
開店前に並んで、しっかりGETしてきました^^
私が選んだのは、赤と白の入り混じった1番小さい個体。
現在は、0.5パーセントの塩水浴中です。
試しに歓迎の活き赤虫を与えてみたら、もの凄い勢いで食べていました。
キズもないし、食欲もあるので、様子を見てメイン水槽へ移そうと思います。
★活き赤虫の沸かし方★
①バケツに丼1杯分の土と一握りの油かすを入れ、水を8分目まで注ぐ。
②油かすが腐って臭いを放つまで放置し、ユスリカの飛来を待つ。
③1週間前後で赤虫が沸き始めるので網で漉し、水道水でよく洗ってから魚に与える。
家の魚たちは、上記の方法で沸かした赤虫を食べてきました。
異変は起こっていませんが、お試しになる場合は自己責任でお願いします。
2013年07月27日
2年目のアナベル
日陰に咲くアナベル。
1年目は株がまだ幼く、枝なんか竹串みたいな太さで^^;
購入してすぐにロングスリット鉢に植え替えましたが、案の定咲かず。
その年の冬、ふと根元を見ると沢山の新芽が。
これはいい枝が出そうだと期待しながら年を越し、待望の夏を迎えました。
7月に入り咲き始めたアナベルは、暗い印象になりがちだった西側を彩ってくれました。
かつては絹のように白かったガクの色も、今は落ち着いた黄緑色へとお色直し。
長く楽しませてもらいましたが、いよいよ最後かと思うと、少し寂しい気もします。
2013年07月26日
すばしっこい。
我が家の青メダカ。
友人から卵を譲ってもらったのをきっかけに、育てています。
個体差はありますが、薄青く光っていて綺麗。
あたりまえですが、自由気ままに泳ぐので撮影しづらいです。
AFは時間がかかるのでMFにて撮影していますが、なかなか……。
全体、止まれ! って声をかけたら、ピタッと止まってくれないかなぁ^^;
2013年07月25日
夕日の中のスプリンクル
ランタナ 七変化です。
これは、ずっとずっと欲しかった花。
けれど、なかなか実物を目にする機会に恵まれず。
ところが先日、HCの処分コーナーにて、偶然にも巡り合う事が出来ました。
3年ぐらいはかかったでしょうか……とても長かったです。
小さな花が集まって、ひとつの形を作ります。
その花も、1つ1つ微妙に違います。
弾ける様なイエローにピンク、アプリコット。
鮮やかな色彩は、まるでスプリンクルのよう。
……買えてよかった(涙)
処分品ということで、だいぶ放置されていたこともあって小さめです。
今期の開花が終わったら、株の充実を図ろうと思います。
2013年07月24日
星の瞳。
曇り空の下、やわらかな桃色が咲きそろいました。
フロックス スターリーアイ。
花弁に細かい切れ込みの入る、いわゆる星咲きのフロックスです。
細かい色の入り具合が、瞳のようで可憐。
何事も、上手くいきますように。
2013年07月23日
2013年07月22日
空き部屋あります。
アマガエルです。
苗棚のパイプ穴に隠れてました。
今年孵ったばかりのようで、まだ2センチくらいしかありません。
1階はまだ誰も入居しておらず。
お部屋の下見をされたいアマガエルさん、募集中^^
2013年07月21日
タバコはタバコでも。
花タバコ。
ニコチアナ グランディフローラです。
5月に播種して、あっという間に成長しました。
種はコーヒーの粉みたいに小さかったのに、ここまで大きくなりました。
正面から。
純白の花弁は一日で痛んでしまいます。
かといってすぐにダメになるわけでもなく、結実後にじわじわと枯れます。
横から。
白花夕顔のように長い。
グランディフローラは、花弁の裏側がライム色に染まります。
香りは、ユリに似た甘い香り。
花が長持ちするのなら、切花にしたいところ。
けれど種を取りたいので、このまま咲かせます。
2013年07月20日
2013年07月19日
亜麻の花
金木犀の鉢から零れ種で咲きました。
宿根タイプの亜麻(リナム)です。
細い茎の先に、500円玉ほどの青い花。
特に1番花は立派。
けれども真夏を迎えると、花径はやや小さくなります。
花弁はごくごく薄いので、長持ちしません。
一日花で、綺麗に咲いているのは数時間だけ。
風や雨、太陽の光に当たると、すぐに散る。
なので、鑑賞するのは朝の涼しいうちがオススメ。
最後に蕾。
米粒みたいに小さい。
種からは油を、茎からは繊維を。
様々な用途に利用できるため、亜麻は捨てるところがないと言われます。
今回ご紹介したのは青花ですが、赤もあるんですよ。
現在育苗中ですが……長雨であまり元気がありません。
生き残ってくれるといいのですが。
2013年07月18日
どなた。
プルーンの葉陰にいました。
ちょっと見たことのないクモだったので、撮ってみました。
巣の形が特徴的だったので、調べれば分かりそう。
でも今日は、同定するほどの元気は残っていません^^;
体力つけないと、ダメですね。
2013年07月17日
シャーベットフィズ。
カレンデュラ シャーベットフィズ。
キンセンカという呼び名のほうが、もしかしたら馴染み深いかもしれません。
花径5センチ。
芯は赤みの強いオレンジ。
花弁は表側がクリームorアプリコットで、とても優しい印象。
こちらは蕾。
黄色は花弁の展開と共に薄れていきます。
花弁の裏側は、芯と同じで赤みの強いオレンジ色。
裏と表で表情の違うカレンデュラです。
真夏は開花が鈍りますが、切戻しと日ごろの管理さえすれば秋まで咲いてくれます。
似たような花として、サンセットバフ、コーヒークリームが挙げられます。
育てたことがないので何ともいえませんが、種袋の写真をみても私は見分けが付きません^^;
でもいつか、種を取り寄せて育ててみたいと思っている種類です。
名前の由来ですが、シャーベットは氷菓。
フィズは、アルコールを炭酸で割った飲み物とか、炭酸の弾ける音とありました。
さらに全体の色から察して、カレンデュラ シャーベットフィズのフレーバーはピーチ系なんじゃないかと予想。
赤みはブラッドオレンジで表現してもいいかもしれません。
誰かお花を再現したカクテルを作ってくれたらなぁ……。
全く飲めないのに、色々と妄想してしまいます^^;
2013年07月16日
風を受けて回れ
セントーレア ブラックボール。
キク科の1年草。
ブラックといっても、ワインレッドとか臙脂に近い色。
なかなかに渋い花です。
花粉は白でした。
触ると結構な量が指につきます。
裏返してみたところ。
筒状の花弁が集まって、1つの花を形作っていました。
セントーレアは、和名を矢車草と言います。
形が似ているから、その名がつけられたのだとか。
草丈は30~40センチ。
銀色の茎に風を受けて揺らぐ様は、本物の矢車を連想させます。
昨晩は、久方ぶりに雨音のない静かな静かな夜でした。
まだ雲は残っていますが、その隙間から降り注ぐ夏の日差しと青空を、何度も仰ぐ私です。
2013年07月15日
ネメシアの終わり方
昨年の9月に播種したF2のネメシア。
親は鮮やかなライラックでしたが、この株は淡いグレーが入りました。
ネメシアは、春の開花が一段落すると花数が極端に落ち込みます。
真夏の姿は、殆どが葉っぱだけ。
そして秋を迎えて涼しくなると、あとは雪が降るまでちらほら開花。
そしてネメシアの1番の特徴といえば、香り。
バニラのような、独特の甘い香りがするんです。
今は暑いので、残念ながら香りも飛びがち。
けれども早春と、秋から冬にかけて咲く花は、香りを強く感じられます。
この株の種も採取したので、また秋に播種します。
来年はF3。一体どんな株が現れるのでしょうか。
2013年07月14日
まっちろけ。
白花夕顔が咲きました。
見た目は、なんとなく和紙に似ています。
そんな花びらは思ったより丈夫。強風に晒されても破れることなく耐えていました。
でも、破れたらやっぱり嫌なので、今は室内に入れています。
最近の天気の事(豪雨と突風)が頭にあるので、念のため……。
正面から。
直径9センチ。なのに、まだ完全には開ききっていない様子。
伸びしろというか何というか、折り目が残っています。
香りは、朝顔特有の青臭い感じ^^;
しべも真っ白。純白。粉雪のようでとても綺麗です。
横から。なんだか凄いことになってました。
ものすごく長い。ニコチアナやエンゼルトランペットといい勝負できそう。
蕾はまだあるので、しばらく楽しめそうです。
2013年07月13日
何に見えますか?
オンファロデス リニフォリアの種。
ようやく乾燥しました。
変わった種。
オンファロデスという言葉自体に、おヘソという意味があるらしい。
種を裏返してみました。
真ん中に栄養を蓄えた黒っぽい部分がみえます。
100円玉と比べてみました。
大きさは3~4ミリといったところ。
やっぱり、私にはイカ(アタリメ)の吸盤にしか見えない……。
収穫した種は乾燥剤と共に缶に入れて冷蔵庫で保存します。
そのまま低温処理して、9月に播種します。
うまくいけば、来年の春には立派な株が出来るはず。
今日はこの他に、ラベンダーとアメリカナデシコの種も採りました。
濃紫3号と初恋系。どちらも早咲きで長持ち。
アメリカナデシコにいたっては、白からピンクへ色変わりします。
だから初恋っていうんですね。
何か妙に納得。
2013年07月12日
おいしかった?
1ヶ月くらい前に撮影した、雲間草の花。
ちょっとだけ、ナメクジにかじられてます……。
あまりにも雨が降るので、玄関のドアの塗装が湿気で浮いてきています。
ナメクジも、今年は特に元気いっぱい。大小の個体をよく見かけます。
おまけに苗もどんどん腐れて、痛んで。
これで暑さが戻ったら、ウドンコ祭りになる気がします。恐ろしや。